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写真展「森のレッスン」とインディペンデント・パブリッシャーズの展示販売イベントが2月3日(月)、川崎ラ・チッタデッラ内のブックショップPROGETTOでスタートしました。どんな場所で、どんな感じにはじまったのか、以下写真をまじえながらレポートします。 |
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まず会場のある川崎ラ・チッタデッラですが、去年11月にオープンしたレストラン、ショップ、エンターテインメント(映画、ライブハウス、ゲームなど)の複合モールです。イタリアの古い街並をイメージしてつくられた半野外施設で、ストリート部分は屋根がなく、石畳の坂をのぼっていくと道の両脇にお店があらわれて、街のたたずまいをつくっています。(写真はプロジェット店頭の手描きボード、店内) |
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上の写真は、プロジェットの前の通り。イベントオープン前に撮ったものです。週末や休日は、人通りもにぎやかです。左の写真の奥に見えているお店は、スムージーバー&サプリメントのショップ。色とりどりのスムージーが並んでいましたが、緑のは青汁ジュースでした。 |
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インディペンデント・パブリッシャーズの展示販売の棚にある、葉っぱの坑夫の商品です。今年は既刊の4冊のチャップブック「ニューヨーク、アパアト暮らし」「ぼくのほらあな」「ステップ・イントゥ・スカイ」「糸ごよみ」のほかに、写真展関連のCD-ROM「森の位相/INTO THE WOOD」と電子ブック版の「インディアン・テイルズ」を出品しました。
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| ラ・チッタデッラのエントランス周辺 | ||||||||||||
川崎、という土地柄とこのチッタデッラという空間は不思議にマッチしているように思いました。人や空気の中に、ほどよい生活感があるからでしょうか。 |
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少し暗くなってくると、街の中はライトアップされます。左上はプラザの噴水。路地のあいだを歩いているとローマの泉を模した水場にも出会います。アメリカの建築家の設計と聞いています。上は、ワインブティックの出店です。夜になってあらわれました。左はラ・メンストラーダというラーメン屋さん。いつも行列ができています。ほかに上海ジェイドという餃子や坦々麺がおいしい中華料理店や、ヌードルスという麺をさまざまなコーディネイトで食べさせるレストランなど、アイディアのあるお店が多いです。 |
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写真右:カフェbrown(CLUB CITTAの向かいにある和カフェ)。「森のレッスン」プロジェクトがお茶の間がわりに使っています。写真展期間中も関係者が来ているときは、会場のプロジェットにいなければ、たいていbrownにいます(たとえば日曜日の午後など。テーブルに「森のレッスン」ブックレットを置いてすわっていますので、ぜひ声をおかけください)。いまここの壁面でムービー「森の位相」を放映しよう、という計画があがっています。DJブースがあって、週末などは朝方まで開いています。写真展プロジェクトは上がり間席(まさにchano-maです)で、フライヤー折りなどもしました。食べ物メニューも豊富で、ランチメニューでは焼きたての各種パンが好きなだけ食べられます。
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展示や販売商品には直接関係ないように思える、商業施設やお店のことを書きました。何かをある場所で表現する、ということは、まずその場所(土地柄や出入りする人々や、気候や経済など)と出会って、親しくしなければできないことです。表現はギャラリーの中だけ、お店の中だけ、で終始するものではないからです。また、そうはありたくないな、という気持ちもあります。チッタデッラの中には若者だけでなく、子供もいれば、お年寄りもいます。カフェbrownのようなお店にも、平日の夕方、お店のスタッフとくつろいでおしゃべりしながらビールのお代わりを何回もする陽気な老紳士たちがいましたし、ピアッジォというありとあらゆるユーフォーキャッチャーあり、シューティングゲームあり、ブラックジャックありのピカピカのゲームセンターでも、ルーレットのハイチェアでゲームに興じる地元民らしき初老の人を見かけました。新しくできた商業施設が、外からやって来る人々のためだけにあるのでなく、このように日常の生活の中に、そこに暮らす人々と混じりあって発展していくことはなんと健全なことでしょう。愉快なことでしょう。わたしは今回の写真展の企画のために、ここに通ううちに、この場所に愛着をおぼえるようになりました。日が暮れてふと見上げると、細く弧をえがく月がイタリアの街並の上にあらわれます。半分ウソのような空間でありながら、あっけらかんとして気取りがなく、駅前の雑多さや昔からの銀柳商店街とも仲良くやっていけるオープンでフレンドリーな感性も持ち合わせている。こういう街の一角で、何かを表現することの楽しさを、いまは感じています。 |
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