メキシコについて思い出す時は、たいていターコイズブルーの空の下の光景が浮かぶ。
雑多で、物と人とが溢れる市場や、鮮やかな色の壁画、装飾的な教会、月のピラミッドの遺跡。
始終、視覚を通して、脳裏をざわめかせられた国という印象がある。
けれど、今回は、その中で少し色合いの違う思い出について書こうと思う。 
(つつぎを読む)

24. 霧の中の村と自由〜オベンティック(メキシコ)