17才 (富山弁ヴァージョン)

まっで:
「まっで」というのが、中には「まんで」とおっしゃる方もあり、またそのものは「まっでだめ」「まんでだめ」(まるでダメ)とか、どちらかというと否定的、あるいは何かと比較するときに使うことが多いのです。なので、「猫のようにブルブルブルってできるなら、そっちの方がよっぽど楽だろうに」という感じで「まっで」なのです。

17才 (能登のおばばヴァージョン)

楽=じんのび、です。
温泉につかって「あ〜〜」みたいな、感じですかね。
富山よりも若干やわらかいですね。
「能登はやさしや 土までも」という言葉があるほどですから。


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17才 (山形弁ヴァージョン2、3)

横尾さんによると、山形でも地域によっては語尾が「だべにゃ」(東根市など)になったり、「だの」(庄内地方)になったりするそうです。また、もとの詩の「なれるのに」を、「なれるんだろうな」と希望のニュアンスではなく、ブルブルができたら楽になるのに(言い切り-- でもできないけど)、ととるならば、「らぐになれんだず、、」「らぐになれんだずにゃあ」のようになるかもしれない、とのことでした。

津軽弁で使われている「さっぱど(さっぱり)」も山形で使うそうです。


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17才 (岡山弁ヴァージョン)

福嶋さんによると、岡山弁では母音を『え』にシフトして(時に子音を省略して)強調する傾向があるそうです。『ぼっけえ』は『とても』の強い言い方で、殆ど同じ意味で『ぼっこお』『でえれえ』『ばんこ』『ぼおれえ』等々の言葉がある、とのことでした。


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