Gはブリーフ1枚の姿でそこにいた。からだを小刻みに揺すりながら、最初はぼくに背を見せ、それから正面を向いた。最後の1枚を脱ぎさるように見せかけながら焦らし、太もも、尻、下腹と手をすべらせていった。それからブリーフを少しおろして尻を、尻のごく一部を、背中の下のカーブの始まりを見せた。Gの手はためらいがちに、首の付け根まで一度戻り、肩へと延びてそこを愛撫をした後にふたたび下へと降りていった。ブリーフはさらにずり落ちていた。
音楽が突然、深遠なる世界を繰り広げはじめた。Gは聖性と官能性を動きの中に投じて、その世界を描いていった。
Gの手は、いずれははぎ取られる運命にある布切れに隠されているものの間を這っていた。封印が解かれるように、少しずつ曝されていく肉体の核心で、隆起したものがはっきり形となっていく。
とうとつにGの尻がプリンと飛び出した。真っ白で、大きな曲線を描き、ライトをたっぷり浴び、ライトに輝いていた。
Gはそれをぼくの方に向けて、ゆっくりと前にかがみ、それからその場をゆっくりと旋回した。ためらいがちだった動きが確信をもったものに変わり、Gを踊りの名手のように見せていた。
へその下数センチのあたりから黒い茂みが現われた。いったい誰がこんなものをこの岩場に打ち上げたのだか。茂みはひと息ごと、ひと身振りごとに繁茂していくように見えた。ぼくはそこから目が離せなかった。完璧に魅了されていた。Gはぼくの目の前にいて、身を震わせ、さらにずり落ちたブリーフは腹の上で朽ちていた。一連の動きを全開にまで高め、隠されている秘密、陰の世界をあぶり出すため、Gは脚を大きく開いて背をそらせた。
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