<韓国代表>
初めて韓国代表を見たのは2002年の日韓大会のときだ。疑惑の審判判定などと騒がれたベスト4進出ではあったが、韓国チームの闘志あふれるプレイぶりに心動かされた日本人の一人である。大会後、多くのプレイヤーが欧州に渡り、パク・チソン、イ・ヨンピョなどがオランダやイングランドでプレイするところもテレビの海外サッカー番組で時々見てきた。この二人はそろってPSV(オランダリーグ)で活躍し、2005年の欧州チャンピオンズリーグ(CL)でもベスト4という快進撃を果たした。CLでの活躍により、当時人気上昇中だったイングランド、プレミアリーグのクラブにそれぞれ移籍している。なかでもパク・チソンはアジア人としては初めて、マンチェスター・ユナイテッドという名門ビッグクラブで5シーズンを過ごし、去年長期の契約更新もしている。今回のチームではそのパクが主将を務めており、欧州での豊富な経験をチームに伝えながら、本大会に備えてきたと聞いている。今回の代表チームでは21歳、22歳といった若手選手も主軸の一角として台頭し、2002年大会から3回目の出場を数えるパク・チソン、イ・ヨンピョ、キム・ナミルなどの経験を積んだ選手とともにピッチに立っている。またイ・チョンヨン(英・ボルトン)、パク・チュヨン(仏・モナコ)など欧州で活躍し始めた若手プレイヤーは、今大会でも得点するなど良いプレイを見せていた。長期に渡って安定した活躍のできる選手層があること、若い選手の台頭が目覚ましいこと、この二つがチームの未来に渡る可能性を物語っている。
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