このページのテキストと写真は、
The Big Listの許可を得て掲載しています。


砂糖松
Sugar pine
砂糖松の球果

成長した砂糖松
    「松の中でもっとも気品ある王子の木」こう呼んだのは、この木の発見者デイヴィッド・ダグラスです。マツ科の木の中で最も大きく背が高く、高さ60m、直径2mくらいまで成長します。500歳を越える木もあり、関連種の中では、ジャイアント・セコイアに次いで体積のある木と言われています。

    成長した砂糖松の樹冠には、非対称に伸びたりっぱな枝があり、その先端に長い球果をブラブラとぶらさげているので、ひと目でこの木とわかるそうです。球果の大きさは25cm〜45cmもあり、円筒形で黄茶色をしています。砂糖松は、シエラネバダの森が誇る美しい木の代表のようです。

    イラストレーション/ジョン・ミューア
    ジョン・ミューア著「カリフォルニアの山々」1894年出版より

成長後の砂糖松は野性的で奔放な外観をもち、シエラネバダの常緑樹の中でも、ずばぬけて個性的であるのに対し、若木の頃はごく平凡で、他の針葉樹と見分けのつかない、細く直立したきまりきった木の形をしています。

若木は50年か60年たった頃になってやっと、その定型から自由になり、思いもよらない場所から枝を突き出しはじめ、そこにりっぱな球果をぶらさげます。独特の外観をひとたび見せはじめたこの木は、太陽や風や雪嵐などの影響を受けながら、年を経るごとにますます奔放さを増し、森のあらゆる木の中で、いつまでも個性を放ちつづけるそうです。


Photographs Copyright 2000 by Edward C. Jensen
このページの写真は、エドワード・ジャンセン氏(森林生物学)が
The Big List of fact sheetsに掲載しているものをお借りしました。
(http://www.fw.vt.edu/dendro/dendrology/syllabus/Plambertiana.htm)

The photograph in this page was copied from the Big List web site,
http://www.fw.vt.edu/dendro/dendrology/syllabus/Plambertiana.htm,
with the permission of the author, Mr. Ed Jensen.

| 砂糖松の登場するお話 |